イントロダクション
台湾のアカデミー賞にあたる金馬賞7部門にノミネート!大きな感動と共感を呼び異例のロングラン上映!!

2010年、台湾のアカデミー賞にあたる金馬賞で7部門にノミネートされ、自身の小説を脚色したエッセイ・リウが最優秀脚色賞、軽妙な道士を演じたウー・ポンフォンが最優秀助演男優賞に選ばれた本作は、小規模で公開されたにも関わらず、口コミで評判となり、台湾全土に拡大上映!稀にみるロングランヒットを記録しました。
原作は監督も務めたエッセイ・リウの散文「父後七日」。散文とは小説や評論のように韻律や句法にとらわれずに書かれた文章で、お葬式を題材にするタブーを打ち破り、言語を超越したと高く評価されて、林榮三文学賞を受賞している。
父を亡くし伝統的な葬儀に翻弄される等身大の主人公を見事に演じた新星ワン・リーウェンの脇をかためるのは、台湾の名だたる賞を獲得し国を代表する名優、タイ・バオ。亡くなる陽気なチョイ悪親父役でいい味を出している。
古い風習に戸惑い、翻弄される家族の様子を軽妙なテンポで描いた本作は、笑って泣ける家族の絆の物語である。郷愁を誘う台湾の情景、ハリー・ベラフォンテなど懐かしいポップス、そして道教特有の風習がもう一つの主人公として楽しく物語を彩っている。
誰もがいつか迎える大切な人との別れを、優しさとユーモアに溢れるストーリーで包み込み、ふとした時に訪れる寂しさに胸を締め付けられるだろう。